| 土について |
用土の種類と 役割 |
野菜は酸性土に弱い。 |
有機肥料・ 無機肥料とは |
堆肥と化成肥料 をバランスよく |
野菜に必要な 三大栄養素 |
野菜を育てるために一番重要なのは土選びです。
土が良くなければ野菜はおいしくなりません。それほど、土は重要なものになります。
まず、初めは市販の培養土を買って始めるのがオススメだと思います。
購入する際は、元肥入りかどうか、酸性度調整済みかどうかを確認しましょう。
市販の培養土でも値段はさまざまです。
値段がこんなに違うけど、一体何が違うのだろう??って思いますよね?
でも、値段が高いほどやっぱり質が高い土なんだと思います。
最高級の培養土を買えとまでは言いませんが、おいしい野菜を作るなら、
ある程度の値段の土を買うことをオススメします。
良い土は、ふわふわしていて、少し湿った状態で握るとふんわり固まります。
もし、購入した土があまりいい土ではなかった場合、自分で調整してあげると良いです。
堆肥や腐葉土、バーミキュライトなどを追加して軽く良い土に改良してあげましょう。
市販の培養土にはいろいろな用土がブレンドして作られています。
慣れてきたら、自分で用土を買って、ブレンドするのも楽しいと思います。
次に、主な用土の種類と役割を紹介します。
�@赤玉土
関東ローム層(あかつち)を乾燥させたもの。
赤玉土は一般的に小粒、中粒、大粒と大別されて販売されています。
根や植物の大きさに応じて使い分けるようにします。
通気性、保水性、保肥性が高いのが特徴。
培養土の基本の用土になる。
�A腐葉土
広葉落葉樹の落ち葉を腐らせたもの。
落ち葉を食用としている昆虫類やバクテリア類が分解して腐葉土になります。
腐葉土は植物育成のために必要不可欠な用土です。
葉が茶色で、形もそのまま残っているような未熟なものは選ばないようにします。
�B堆肥
わらや生ごみ、家畜の排泄物などの有機物を堆積し、
微生物によって分解させたもの。
保水性と通気性、保肥性に富む。牛ふん堆肥やバーク堆肥などがある。
�Cピートモス
湿地地帯のコケ類が長年堆積して半ば腐食したものを乾燥させ砕いたもの。
性質は腐葉土と似ている。
通気性や保水性、保肥性を高めるために土壊改良や基本用土に混ぜて使う。
使用量が多いと過湿になりやすい。
�Dバーミキュライト
ひる石を高温で焼いたもので、金色をしていて非常に軽い。
層状の間に水を蓄え、保水性、通気性、排水性、保肥性に優れる。
無菌の土で、土壌改良や種子まきなどの用土に使われる。
�Eパーライト
真珠石を焼き膨らまして作ったもの。白くてさらさらしている。
粒子が粗く軽くて多孔質。通気性、保水性、排水性に優れているので
通気性の悪い土の改良に効果的。
野菜は基本的に酸性の土には弱いです。
日本では、雨が多いため、ほとんどの土は酸性化してしまいます。
したがって畑で栽培するにはまず、苦土石灰や草木灰を施し中和してあげる必要があります。
しかし、今回はプランター菜園なのでその必要はないのですが、
土の再利用などした場合には土の酸性度には少し、注意が必要です。
野菜の中でも、酸性に強い野菜と弱い野菜があります。
参考までに以下に記述しておきます。
●酸性土に弱い野菜(ph6.5〜7)
ほうれん草・ソラマメ・・・
●酸性土にやや弱い野菜(ph6〜7)
カリフラワー・キャベツ・白菜・トマト・キュウリ・にんじん・ごぼう・・・
●酸性土にやや強い野菜(ph6〜7)
春菊・かぶ・小松菜・ねぎ・大根・オクラ・パセリ・しょうが・・・
●酸性土に強い野菜(ph5〜6)
ジャガイモ・サツマイモ・・・
比較的、酸性に強い野菜はいも類などの根菜類で、弱いのは葉菜類ですね。
新しい土を使い場合は気にすることはないですが、再利用する際や、
畑栽培をする際には注意しなければいけません。
プランターでの野菜作りは畑と違い、限られた土の量で作らなければいけません。
なので、元肥だけではどうしても栄養不足になりがちです。
そこで、定期的に肥料を施してあげる必要があります。
肥料は大きく分けると、有機肥料と無機肥料の二つに分けられます。
次に、二つの肥料の違いと使い方を紹介します。
�@有機肥料
堆肥、鶏糞、牛ぬか、米ぬか、骨粉、油かす、腐葉土など。
自然界で生まれるものを原料とした肥料です。
これらの肥料は窒素、リン酸、カリなど3要素を多く含んでいるというわけではないが、
効き始めると長い間、ゆっくりと効果を持続させてくれる。
化成肥料と違って、栄養が偏り、土壌を荒廃させることもないので、
元肥として有効な肥料です。
�A無機肥料
硫安、尿素、石灰窒素、過リン酸石灰、硫酸カリ、尿酸、草木灰など、
1つの成分だけを含む肥料で、単肥といわれる。
これらを2種類以上含むものは複合肥料といわれ、化成肥料と呼ばれます。
即効性のあるのが特徴で、粒状になっていたり、悪臭もなく、扱いやすいので、
便利である。
しかし、多用すると、栄養分が偏ったりして、土壌の衰弱を招くこともあります。
化成肥料のPHは4で、強酸性なので、化成肥料ばかり使っていると、
畑は酸性化して、土の中の微生物が死んでしまいます。
そこで、有機肥料を入れて微生物を補給してあげます。
堆肥は、肥料としてだけでなく、土をよみがえらせる働きもあります。
堆肥などの有機肥料で作った野菜は、顕微鏡で見てみると、組織が小さい
「しまった野菜」であることがわかります。それが味にも現れるのです。
有機肥料はゆっくり効き、化成肥料は即効性があるのでうまく使い分けると、
おいしい野菜が出来ます。
化成肥料は手軽で簡単ですが、それだけでは土が痩せてしまい、おいしい野菜が
出来にくくなってしまいます。
与えすぎると根を痛めてしまい失敗することもあります。
ちなみに。。。
うちの野菜は元肥として、腐葉土や堆肥などの有機肥料を加え、
追肥は市販の化成肥料と有機肥料を混ぜて与えるようにしています。
野菜が土から吸う養分は主に、窒素・リン酸・カリの3つです。
その他にも、石灰、マグネシウムなども大切な役割を果たします。
以下に、それぞれの栄養素の役割を紹介します。
�@窒素・・・葉・茎の生育を促す
窒素は本来空気中にあるものだけど、植物はこれらを利用することができません。
地中に溶けているものを根を通して吸収します。
窒素は葉・茎の生育を促す大切な肥料です。
しかし、サツマイモなどの根を食べる野菜などは、窒素が多すぎると、葉や茎ばかり
成長して肝心な芋が出来ないこともあります。
他にも、枝豆などの豆類や、スイカなどの果菜類などでも実がならなくなってしまう
こともあるので注意が必要です。
�Aリン酸・・・実を育てる肥料
花や実を育てるのに必要な栄養素です。
植物の呼吸、光合成、たんぱく質の合成に関与し、
葉や茎、根の発育に欠かせません。
特に果実を実らせる、トマトやきゅうりなどの野菜は
生育中期から成熟期にかけて十分与えるようにします。
�Bカリ・・・根を育てる肥料
別名、根肥ともいわれ、その名の通り、根を育てるのに重要な栄養素です。
不足すると、葉茎が貧弱になって倒れやすくなります。
特に、根を食べる野菜、さつまいもやじゃがいも、ごぼうなどは
実が十分に太らなくなってしまうため、不足しないように注意します。
幼苗期から成熟期にかけて必要な栄養素となります。
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