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ブロッコリー
ブロッコリーはキャベツの仲間で花蕾を食べる野菜です。
生育適温は18〜22℃と冷涼な気候を好みますが、
暑さにも寒さにも比較的強いので作りやすい野菜のひとつです。
最近、家庭菜園で人気の「スティックセニョール」という品種は
中国野菜のカイランとブロッコリーを交配したもので、
茎を長めに切って収穫します。グリーンアスパラに似た味で、
甘くておいしく、1株で10〜15本と収穫量が多くので、
プランター菜園にとてもオススメです。

種まき時期は春と夏がありますが、夏まきの方が早く生長するため
育てやすいです。
3号サイズの育苗ポットに土を入れ、平らにならし、指で5ヶ所穴を開け、
種を1粒ずつまきます。
上から薄く土をかぶせて軽く押さえてなじませます。
種まき後はやさしく水をたっぷり与えましょう。
発芽するまでは水をきらさないように管理しましょう。
発芽する適温は25℃前後で、乾燥させないように注意します。
夏まきの場合は発芽直後は真夏になるので強い直射日光が
当たらないように日よけなど工夫をするとよいです。

種まきから1週間程で発芽します。
双葉が開いたら間引きをして3本にします。
本葉が2〜3枚の頃までには一番元気で大きなよい苗を1本残して
他の苗を間引きします。
本葉が5〜6枚になったら植えつけをします。
ここまでに種まきから約1ヶ月前後の期間がかかります。
市販の苗を購入すると時間がかからなくて簡単です。
比較的大きな株になるので10号以上の大きな丸鉢1株か、
深さ15センチ以上の大型プランターやコンテナに間隔を
40〜50センチあけて2、3株植えつけます。
プランターに土を入れ、植え穴をあけてやや深めに植えつけます。
植えつけ後はたっぷりと水を与えましょう。
植えつけ後は苗が弱るので、1、2日ほどは半日陰において、
その後は日当たりのよい場所に移動させるようにしましょう。

植えつけ後、本葉が6〜7枚になったら、3〜4週間に1回の割合で、
化成肥料を株の周りにまき、軽く土寄せをして追肥をします。
ブロッコリーは生育期間が長いので、肥料切れに気をつけます。
茎の先端に花の蕾が見えてきます。これを花蕾といいます。
中心の主枝にできる花蕾を頂花蕾といい、品種が「スティックセニョール」の場合は、
それを摘心をかねて収穫します。
だいたい頂花蕾の直径が5センチほどになったら包丁などで先端を
斜めに切り、収穫します。
このとき、ハサミで切ってしまうと組織が潰れてしまいます。
頂花蕾を摘心することによって、ワキから小さい花蕾が出てきます。
これを側花蕾といい、次はこれを生育させるようにします。
頂花蕾を摘心した後に追肥を行うと側花蕾の生長が良くなります。
スティックセニョールだけでなく、他の品種も大きな頂花蕾の収穫が
終わった後に追肥をすると、ワキから小さな花蕾が出てきて、
側花蕾の収穫を楽しめるようになります。

花蕾の直径が10センチほどになったら収穫をします。
葉を2〜3枚つけて、その下の茎を包丁で切ります。
収穫が遅れると黄色くなってしまうので注意しましょう。
スティックセニョールの場合は、花蕾の直径が3〜5センチほどになったら
茎を20センチほどつけて切り取ります。
ブロッコリーの1番大きい花蕾を収穫した後にワキから出てくる
小さい花蕾もおいしく食べられます。
小さいので小分けしなくてもそのまま利用できるのでとても便利です。