タネまき | 間引き | 土寄せ・追肥 | 収穫 |
人参
にんじんはカロテンを多く含む緑黄色野菜です。
料理に使われることも多く、最近では野菜ジュースの素材としても多用されています。
プランター菜園では「短根にんじん」「ベビーキャロット」などの小さい品種が
作りやすいでしょう。
臭いも弱く、やわらかくて食べやすく、狭い場所でもたくさん収穫できるのでオススメです。
生育適温は18〜21℃と冷涼な気候を好み、耐寒性もあるので、3℃の気温にも耐えます。
種まき後60〜70日で収穫できるので、時期をズラして種をまけば長く収穫を楽しめる野菜です。

にんじんも他の根菜類と同じで移植を嫌うため、プランターに直まきします。
春と秋の2回種まき時期があります。
春は夏にかけて害虫が多いため、秋まきが簡単に作れます。
真夏にまくと、乾燥しやすく発芽が悪くなるので、8月下旬〜9月中旬にまきます。
深さ20センチ以上のプランターに土を入れ、列と列の間を10〜15センチ程あけて、
5ミリの深さのまき溝を作ります。
まき溝に1センチ間隔に種をまいていきます。
上から土をごく薄くかけて、軽く押さえて密着させます。
にんじんは好光性種子といわれ、光が届かないと発芽しないため、種にかける土を
厚くしないようにします。
たっぷりと水を与え、日の当たる場所に置き、発芽するまでは水を切らさないようにしましょう。
にんじんは発芽させるのが難しいといわれています。
ポイントは、発芽するまでは乾かさないようにすること。
濡れた新聞紙を上からかけて保湿するようにするとよいです。
種をまく前に種を一昼夜水に浸して吸水させておくのも効果的です。

発芽まで1〜2週間ほどかかります。
本葉が3〜4枚になるまで間引きはせずに密生状態にしておきます。
そうすると、芽が競争して伸びるので生育がよくなります。
その後、間引きをしていきます。
本葉3〜4枚の頃は5センチ間隔に、本葉6〜7枚になったら10センチ間隔になるように
間引いていきます。
この間引いた葉はサラダや天ぷらなどにして食べることが出来ます。

間引きをした後は、根がもり上がってくるので、土寄せをします。
食べる根の部分が土から外に出ていると日光に当たって、緑色になってしまうので、
根元の部分を隠すように土を寄せます。
このときに、土と肥料を混ぜたものを土寄せすると同時に追肥も行えます。
乾燥させ過ぎてから水をたっぷり与えると根が割けてしまうので、こまめに水を与えるようにします。

種まき後、70日程度で収穫できるようになります。
根の上部が太っているものから収穫していきます。
株元を持って引き抜きます。
収穫が遅れるとにんじんは大きくなりますが、味が落ちてしまったり、
根が割けてしまうので、早めに収穫するようにします。
収穫したにんじんの葉は間引き菜と同じように食べることが出来ます。
香りがよく、栄養価も高いので、捨てずに利用しましょう。