タネまき | 間引き・植えつけ | 支柱・わき芽とり | 収穫 |
なす
なすは家庭菜園の定番野菜の1つで調理法も煮る、焼く、揚げる、漬物と幅広く
初夏から秋の終わりまで長期間、収穫できるのでとても楽しめます。
丸ナス、中長ナス、米ナスなど様々な形のなすがあり、種類も豊富なので
いろんな品種のなすを育ててみても楽しいです。
プランター菜園では、早生(栽培期間が短く早く収穫できるもの)の「中長ナス」が
作りやすくてオススメです。
生育適温は20〜30℃と高温を好むので、よく日の当たる場所で栽培しましょう。

なすの発芽適温は20℃以上と高温のため、プランターに直まきする場合は、
5〜6月に種をまきます。
長く収穫をしたい場合は、3月頃に種をまき、保温管理します。
3号サイズの育苗ポットに土を入れ、3〜5ヶ所指で穴をあけ、1粒ずつまきます。
なすは発芽率が低いので、少し多めにまくようにします。
なすの種は嫌光性なので、種に日が当たらないように種が隠れるまで、
上から土をかぶせて、水を与えます。
発芽するまでは、濡れた新聞紙などをかけて湿度を保ちます。
加温して、昼は28〜30℃、夜は20℃前後にすると早く発芽します。
加温するものがない場合は、暖かい室内の日当たりの良い場所で管理するようにします。
なすは温度管理が大変で、時間もかかるため苗を購入して栽培する方が簡単です。
接ぎ木苗が作りやすく収穫量も多くなります。
苗は茎が太くがっちりして、葉の色も光沢があり大きいものを選ぶようにします。
虫食いなどのチェックも忘れずにしましょう。

種まきから1週間程で発芽します。
本葉が見え始めたら間引きします。
本葉が4〜5枚になる頃までに元気なよい苗を1本残して他の苗を抜き取ります。
抜き取るときに他の根を傷つけないようにやさしく抜きます。
気温が上がってきたら屋外の日当たりの良い場所に置き、本葉が7〜8枚になるまで育てます。
十分に気温があがった5月中旬頃になったら植えつけをします。
深さ20センチ以上のプランターか、10号サイズの丸鉢を用意し、プランターなら間隔を
40〜50センチあけて2、3株、丸鉢なら1株植えにします。
植え穴をあけて、根鉢を崩さないようにポットから取り出した形のまま植えつけていきます。
このとき、あまり深植えにならないように注意します。
植えつけ後、苗が倒れないように、長さ60センチほどの仮支柱を立てて支えます。
春先になると園芸店などで苗が売られ始めますが、寒さに弱いので
十分に気温が上がってから購入して植えつけるようにしましょう。
早朝の気温が15℃以上になる頃が植えつけ時期です。

最初の花がついたら主枝と1番花のすぐ下から出ている側枝2本だけを残して
その下のわき芽をすべてかきとります。
わき芽をとったら、仮支柱を長さ120センチくらいの本支柱に変えます。
実がなり始めたら、2週間に1回の割合で追肥をしてあげます。
乾燥しやすいので、水は毎日たっぷり与えます。
株元にわらやピートモス、腐葉土などを敷くと乾燥を防ぐことが出来ます。
なすの花が緑色の雌しべが黄色の雄しべよりも短く、埋もれてしまうようになると
水や肥料が足りない証拠です。
このままでは受粉がうまくできないため、落花してしまうこともあるので
水や肥料を与えましょう。
花の色がうすくなったり、花が小さくなってしまう場合も同様です。

花が終わると実が出来てきます。
花が咲いてから25〜30日程で収穫できるようになります。
1番初めに出来た実は、株に負担をかけるので早めに収穫します。
そうすると株の方に栄養がいき、たくさん収穫できるようになります。
2番目からは大きくなって色や形がいいものから収穫していきます。
取り遅れると皮がかたくなって食べにくくなるので順次収穫していくようにしましょう。
収穫するたびに追肥をすると長期間収穫できるようになります。
7月中旬になったら株の2分の1〜3分の1の枝を切り落として剪定します。
そうすると、わき芽が伸びてきてまた実がなり、9月いっぱいまで収穫を楽しめるようになります。
9月に出来る秋なすは、夜間の適度な涼しさが味をよくするため、おいしいと言われています。
ただし、あまり枝を切りすぎると形の悪いなすが出来てしまうので注意が必要です。